HOME > アテンポリフォーム日誌 > マンション専有部設備のリフォーム > マンションでの水漏れ原因の大半は洗濯水栓
マンションでの水漏れ原因の大半は洗濯水栓
神奈川県相模原市 文責: (有)A tempo
最近は洗濯機のほとんどが全自動タイプ(昔は2槽式)であり、給水は洗濯水栓からのホースにより繋がれたままとなっています。
マンションでの水漏れの大半は、この事が原因で起こります。
ホースが吐水金具から抜けたり、吐水金具が洗濯水栓から抜けるからです。
ホースをばねタイプのバンド金具で止めていたり、吐水金具へネジ4ヶで締め付けて止めているタイプの場合、いつ水漏れしても不思議ではないでしょう。
次に挙げる事柄に注意しながら、写真の吐水金具に取り替える事をお勧めします。
● ホースと差込口は1体となっている ● 吐水金具はツバ付とし、ホース差込口をこれに引っ掛けるタイプとする ● 洗濯機用水栓はホースが外れた場合、自動的に止水される ● 洗濯機側のホース差込部分も容易に外れないタイプになっているか ● ホースが劣化により水漏れを起こさないか
以上のことに注意して下さい。
さらに、長期に留守にする場合は、給水栓を閉止されることをお勧めします。
ホースが抜けることによる水漏れ事故は、長時間の大量水漏れにつながり、下階への被害は甚大となります。何度も泣かされました。内装リフォームもさることながら、事後の損害保険事務処理が大変なんです。
水栓側、洗濯機側も最近は改善された部品がそろっていますが、古いタイプのままになっているお宅も結構あります。
吐水金具がネジで窪み変形している場合が多く、私は必ず取り替えることにしています。
是非改善をお勧めいたします。
関連記事:ハンドシャワー付き水栓からの水漏れ事故 通気管から水漏れ?
カテゴリ:
カテゴリ
- サイトマップ ・ブログ分類リスト (1)
- マンション共用部設備のリフォーム (44)
- マンション共用部建築のリフォーム (43)
- マンション専有部建築のリフォーム (20)
- マンション専有部設備のリフォーム (12)
- 戸建住宅の建築リフォーム (26)
- 戸建住宅の設備リフォーム (23)
- ホテルのリフォーム (19)
- リフォーム全般 (11)
- マンション管理士 (40)
- マンション大規模修繕工事 (27)
- 建物維持管理 (30)
- 長期修繕計画 (9)
- 太陽光発電が好きです (23)
- 建築に安全・安心を! (31)
- 建築評論家気取り (35)
- 住宅瑕疵担保履行法 (13)
- 住宅エコポイント (9)
- 建築士制度改革 (5)
- Exhibition/Sightseeing (22)
- オーケストラとシンフォニーホール (7)
- これは日記:読む必要はありません (32)
最近のエントリー
最近のコメント
- backlink pagerank から 当ブログのサイトマップ・ブログ分類リスト に対するコメント: hey there
- Morrie から 建物調査劣化診断:タイル付着強度試験 に対するコメント: At last! S
- Dash から 特定住宅瑕疵の瑕疵担保責任 に対するコメント: This is th
- Yamary から 巨大な吹き抜けの下は地下鉄ホーム に対するコメント: Stlelar wo
- Kaylan から 東京ガス マンションリフォームラボ に対するコメント: Kick the t
- Jolyn から マンション屋上で耐震上気になる事 に対するコメント: This piece
- Alex から ユニットバスの更新・2日間 に対するコメント: I was so c
- Essie から 連結送水管設備送水口からの水漏れにご注意 に対するコメント: It's woder
- Beyonce から 広めのバルコニーをFRP防水 に対するコメント: I really a
- Lesa から 扉の建付け不良 フロアヒンジの錆膨れ に対するコメント: How neat!
月別 アーカイブ
- 2017年6月 (1)
- 2017年2月 (1)
- 2016年11月 (1)
- 2016年10月 (1)
- 2016年2月 (2)
- 2015年6月 (2)
- 2015年5月 (2)
- 2015年4月 (2)
- 2015年1月 (1)
- 2014年12月 (1)
- 2014年11月 (4)
- 2014年10月 (2)
- 2014年9月 (3)
- 2014年8月 (5)
- 2014年7月 (2)
- 2014年6月 (1)
- 2014年5月 (5)
- 2014年4月 (3)
- 2014年3月 (2)
- 2014年2月 (4)
- 2014年1月 (1)
- 2013年12月 (1)
- 2013年11月 (3)
- 2013年10月 (2)
- 2013年9月 (6)
- 2013年8月 (9)
- 2013年7月 (2)
- 2013年6月 (3)
- 2013年5月 (4)
- 2013年4月 (4)
- 2013年3月 (3)
- 2013年2月 (3)
- 2012年11月 (1)
- 2012年10月 (4)
- 2012年9月 (3)
- 2012年8月 (4)
- 2012年7月 (2)
- 2012年6月 (2)
- 2012年5月 (4)
- 2012年4月 (4)
- 2012年3月 (7)
- 2012年2月 (5)
- 2012年1月 (2)
- 2011年11月 (5)
- 2011年10月 (5)
- 2011年9月 (4)
- 2011年8月 (3)
- 2011年7月 (3)
- 2011年6月 (4)
- 2011年5月 (4)
- 2011年4月 (8)
- 2011年3月 (5)
- 2011年2月 (5)
- 2011年1月 (2)
- 2010年12月 (3)
- 2010年11月 (4)
- 2010年10月 (3)
- 2010年9月 (2)
- 2010年8月 (7)
- 2010年7月 (7)
- 2010年6月 (3)
- 2010年5月 (7)
- 2010年4月 (13)
- 2010年3月 (6)
- 2010年2月 (3)
- 2010年1月 (4)
- 2009年12月 (7)
- 2009年11月 (8)
- 2009年10月 (3)
- 2009年9月 (6)
- 2009年8月 (7)
- 2009年7月 (7)
- 2009年6月 (6)
- 2009年5月 (4)
- 2009年4月 (7)
- 2009年3月 (2)
- 2009年2月 (5)
- 2009年1月 (6)
- 2008年12月 (4)
- 2008年11月 (7)
- 2008年10月 (3)
- 2008年9月 (6)
- 2008年8月 (3)
- 2008年7月 (13)
- 2008年6月 (9)
- 2008年5月 (7)
- 2008年4月 (7)
- 2008年3月 (12)
- 2008年2月 (5)
- 2008年1月 (2)
- 2007年11月 (1)
- 2007年10月 (3)
- 2007年9月 (2)
- 2007年8月 (1)
- 2007年7月 (2)
- 2007年6月 (3)
- 2007年5月 (7)
- 2007年4月 (4)
- 2007年3月 (1)
- 2007年2月 (2)
- 2007年1月 (9)
- 2006年12月 (5)
- 2006年11月 (5)
- 2006年10月 (4)
- 2006年9月 (5)
- 2006年8月 (8)
- 2006年7月 (8)
- 2006年6月 (13)
- 2006年5月 (10)
- 2006年4月 (16)
- 2006年3月 (19)
- 2006年2月 (5)