神奈川県相模原市 2006年8月 文責: (有)A tempo
先日マンションの屋上の除草に立ち会った時、以前から気懸かりになっていた事を思い出しました。それは、携帯電話用送受信基地局のキュービクルに関することです。
携帯電話の基地局整備に各社しのぎを削っています。
年間100万円前後の賃貸料が貰えるそうなので、管理組合やオーナーは話があれば比較的喜んで屋上を貸しており、あちこちでよく見かけます。
気懸かりなのはその重量です。蓄電池装置を内蔵しており、技術進歩により年々軽くなっているでしょうが、当初の物ほど相当の重量(数トン)だと考えられます。
建設後の荷重増による耐震上のチェックは、建物を設計した一級建築士(将来は特定構造建築士?)も基地局を設置する企業も関心が薄いでしょうから、何のチェックもされていない事が考えられます。
管理組合やオーナーは、耐震強度上のチェックを済ませて(依頼して)設置されることをお勧めいたします。特に1981年以前の旧耐震の建物はご注意ください。
比較的新しい建物でも、塔状建物は要注意です。
思い過ごしであればいいのですが、基地局設置に関する耐震補強に関して事情に詳しい方がいらっしゃれば情報提供・反論をお願いいたします。
衛星通信機「きく8号」の実験成功を祈っています。
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ところで今点検している屋上は、アスファルト防水+保護シンダーですが、目地部分に根性を持った草が生えています。
防水層への悪影響が考えられますので、根から抜くのではなく
除草(枯らせる)する必要があります。
除草剤は根まで枯らせて防水層を守る事と、人畜に無害であることが重要です。そこでアミノ酸系除草剤を選びました。
ラウンドアップ・ハイロード
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上の大きな草の切り株です。 4日後には根が枯れ始めています。
草(竹)の生え方によっては、防水上大問題になります。無闇に抜いても逆効果です。注意してください。
屋上防水の改修をしています。改質アスファルト防水機械固定式にて。
大きな草が生えていた部分です。
トップコートで仕上げる直前です。
ルーフバルコニーはウレタン塗膜防水密着工法です。 改修用ルーフドレンです。
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