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住宅防音工事の設計図書を横浜防衛施設局へ提出

神奈川県相模原市 2006年10月1日 記録: (有)A tempo

先日「住宅防音工事」の図面と見積書を、横浜防衛施設局へ提出しました。

横浜防衛施設局は横浜第2合同庁舎に在ります。横浜みなとみらい線に乗り、巨大な吹き抜けの下にある「みなとみらい駅」の次の駅「馬車道駅」の真上にあります。

横浜第2合同庁舎2

写真右側が「横浜防衛施設局」が入居している横浜第2合同庁舎です。
 昔の趣きあるレンガ風ファサードを足元周囲に残して、後方に高層を建設しています。
左の超高層ビルは「みなとみらい駅」の上にあるランドマークタワーです。


横浜第2合同庁舎3

旧庁舎の屋上には太陽光発電システムが設置されています。

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この「住宅防音工事」とは、厚木基地周辺の航空機騒音を防止する為に、国家予算で助成される工事です。
主な工事項目は、外壁の防音改修・玄関扉の取替えと、エアコンの新設・レンジフードの取替え(防音化)です。

各仕様は、防衛施設局による「工事標準仕方書」により細かく規定されています。
今回提出した設計図面等に係わる物件は、80WECPNL以上の第一種区域にあり第一工法(重装備)による工事となっています。


WECPNL(加重等価継続感覚騒音基準 いわゆる「うるささ指数」)は航空機騒音評価の単位で、学生の頃研究していた懐かしい単位です。H18年9月のWECPNL測定結果   厚木飛行場の第一種区域等は、H18年1月17日航空機騒音の実態に即して見直され告示されました。 相模原市は大幅に対象区域が拡大しています。

見積書は、「設計書」と称されており、なぜか設計事務所が作成します。

基本的な単価・複合単価は横浜防衛施設局により毎年改定されて配布されますので、誰が見積もっても一応均一な金額になるはずです。
見積書・拾い表の作成は、相当の時間が掛かり、結構重労働です。

国家予算を無駄なく使わせていただくにはそれ相当の覚悟が要ることを痛感させられます。

提出した書類は防衛施設局の担当者により細かくチェックされた後、契約・工事に移ります。


関連記事:住宅防音工事の完成

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