相模原市マンション管理セミナー
神奈川県相模原市 2008年9月 セミナー: (有)A tempo
相模原市主催でマンション管理セミナーが開催されました。
「管理組合とは何か」~わかっているようでわからないことを確かめる~
神奈川県は、日本でトップクラスのマンションストック戸数を誇り?ます。
その県内で
相模原市 :1、249棟 横浜市港北区: 872棟 横浜市青葉区: 830棟 藤沢市 : 743棟 横浜市鶴見区: 722棟と、なっています。平均築年数は、16年です。
全国平均 築年数:16.6年 棟数:120,273棟 戸数:5,435,733戸
相模原市 13.8年 1,249棟 47,395戸
そんな相模原市主催で、市役所の隣の産業会館で「マンション管理セミナー」が開催されました。毎年開催されています。
マンション管理についてお悩みの方々、100名弱が出席されておりました。
● 管理組合員の高齢化 /賃貸化 ● 大規模修繕工事の時期 ● 管理会社との付き合い方 ● 新管理者管理方式―――役員のなり手がいない。 ● マンション建替え等についての問い合わせが寄せられておりました。 切実な様子を汲み取れます。マンション管理士としてアドバイスできます。
新管理者管理方式については、議論の収束が待たれるところですが、・・基本はあくまでも理事会中心の運営方式であり、かつ集会において区分所有者の幅広い意見反映のもと管理組合が運営されるのが理想
・・・と考えております。
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関連情報:マンションなるほどランキング
マンションは築年数が経つにつれて性能も落ちていく。マンション管理センター発行の「修繕積立金算出マニュアル」によると、築後約12年で外壁の塗装を伴う大規模修繕が必要になり、約20年で給排水設備の更新時期を迎える。また、新耐震基準が施行された1981年以前に完成した築後24年を超すマンションは、耐震補強しなければならない物件も少なくない。国土交通省が作成した「集合住宅の長寿命化を目指す報告書」によると、建て替え物件の着工時期は平均で築後37年、マンションの平均寿命は46年だ。マンションの“一生”は、築後12年、20年、24年、37年、46年で大きな節目を迎える。
マンションの老朽化とともに入居者の高齢化も進む。「買い替える人は入居後10年から15年で出て行くが、6―7割はそのまま住み続けることが多い」(東京カンテイの井出武主任研究員)
大規模修繕工事や建て替え工事をしようとすれば、修繕積立金からでは必要な費用を工面できないケースが多い。年金生活の高齢者世帯にとっては新たな負担は避けたいところだ。老朽化マンションの再生は居住者の高齢化を踏まえて考える必要がある。
現時点の世相は、地球環境保護・もったいないと言う観点から、建て替えよりも長寿命化・修繕の方向に重きを置きつつあるように感じます。
関連情報:マンション管理の新たな枠組み作りに関する調査検討報告書
管理組合運営における将来の不安1.区分所有者の高齢化
2.管理組合活動に無関心な区分所有者の増加
3.大規模修繕工事の実施
4.居住ルールを守らない居住者の増加
5.修繕積立金の運用
6.賃貸住戸の増加
7.管理費等の未払いの増加