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エレベーター点検費用の削減提案

神奈川県相模原市 2009年1月 調査・検討: (有)A tempo

マンション管理士として顧問をさせていただいているマンションの、エレベーター点検費用を、ご依頼により見直しています。

エレベーター点検費用を決めるパラメーターは、

1.点検会社をメーカー系にするか、独立系にするか
2.技術者による現地点検頻度を1ヶ月~3ヶ月で決める(遠隔点検が前提)
3.フルメンテか、POG契約のいずれにするか

です。
技術者による現地点検頻度がエレベーターの事故の発生にどのように関係・寄与するかは、明確ではありませんが、経済面のみを重視して点検頻度を薄める提案はしにくい所です。
遠隔点検もある程度事故防止に有効と仮定して提案します。

エレベーター  

■ 遠隔点検・監視を前提に、技術者点検を1回/3ヶ月にすると、効果的に削減できます。
■ 独立系にすることの効果の方が大となります。
■ POG契約も削減に効果がありますが、経年数が多いと、部品交換コストが想定以上となって不利になる可能性があります。
でも、部品が古くなると直ぐに教えてくれるので比較的安心です。
■ フルメンテナンスには、技術者の点検姿勢が、部品交換・修理に消極的になる懸念を秘めています。

安全が何よりも優先します。
その上で、同程度の安全性を得るための経済性評価居住者負担とのバランスを図る事が重要となります。
また、安ければ良い訳ではありませんので慎重な検討が必要です。


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