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小田急線と計画停電
T電力による計画停電に振り回されています。
昨日は、朝仕事で東京四ツ谷へ行こうとしました。小田急線は運休予定でしたが、T電が計画停電を中止しましたので動いているのではないかと思いましたが、行ってみると小田急としては予定通りの運休でした。
本日相模原市南区は、グループ4に当たりますので、9:20~計画停電の予定でしたが、またまたなんの断りもなく予定が変更されて、計画停電を中止されてしまいました。
小田急HPでは、相模大野―小田原間を除いて、間引き運転と案内されていましたので、確認のため相模大野駅に行ってみると、その通りでした。
T電に比べると、小田急さんには、計画性があります。T電に節電を要望されているので、駅構内は普段より相当暗い状況でした。
福島の原子力発電所では、大きなトラブルを抱えていますが、無計画停電の様子を見ていると、無理からぬことだと思います。
総理は、T電に乗り込んだそうですが、原子力発電所の危機管理は、T電に見切りをつけて某関西方面にあるK電力の協力を得た方が良いかも知れません。
スリーマイルの経験を積んだUSA処理班に頼るのも選択肢でしょう。それをT電に通知しても無駄です。それを直接T電に通知しても無駄です。競争企業がありませんから喜んで福島から撤退します。T社にはエネルギー供給会社地しての責任感が欠如しています。
今日はそれがよく判りました。
供給先グループの中で鉄道会社等特定の電力消費者のみに供給することは不可能との説明でしたが、検討した結果、明日からは鉄道会社には供給することになったようです。最初から計画的に検討すべきです。
被災地域も計画的に停電対象にしているようです。
明日は計画できない会社の情報に惑わされないで動いてほしいと希望します。
山口県知事、上関原発の工事中断を要請 日経 2011/3/14 15:31
山口県の二井関成知事は14日、中国電力が計画している上関原子力発電所(山口県上関町)の建設準備工事を当面見合わせるよう13日に中国電に要請したことを明らかにした。東日本巨大地震で被災した東京電力の福島第1原発(福島県)での事故発生を受けた措置。知事によると中国電は「申し出の趣旨を重く受け止める」と回答したという。
中国電は2009年12月に国に上関原発の原子炉設置許可を申請。12年6月の着工予定で、海面埋め立てなどの準備工事に着手している。
二井知事は原発の安全性全般について「検証する必要がある。県民の不安は今回の件で高まっている」と述べた。
各電力会社は、新規の原子力発電所を設置するのはあきらめて、情報を公開し、太陽光発電への投資する方が良いでしょう。
太陽光発電設備は、商用電力停電時には、自立運転が可能です。
太陽光発電の自立運転で計画停電に備える ケンプラッツ 2011/03/14
住宅分電盤のブレーカーを主電源用、太陽光発電用の順に遮断し、本体を自立運転モードに切り替える。さらに、パワーコンディショナに付いている自立運転コンセントに延長コードをつないで、延長コードを電気製品に接続する。自立運転コンセントの位置や自立運転モードへの切り替え操作は機種によって異なる。
自立運転を終了後は、最初と逆の手順で元に戻す。
手順で厳守したいのは、自立運転コンセントを延長コードにつなぐこと。太陽光発電所ネットワーク理事の國井範彰さんは、「延長コードではなく家庭用の電気配線に直接つなごうとする人がいるが、そうすると近隣に発電した電気を供給してしまう恐れがある」と説明する。
晴れていなければならないことが難点ですが。
福島原子力発電所の吹き飛んだ屋根がもし再び掛けられるようなことがあれば、蓄電設備を附置した、太陽光発電設備を是非とも載せるべきでしょう。
今15:50、T電の記者会見を聞いていますが、意味が全く分からない。世の中にこれほどプレゼンテーション能力のない会社が許されていいのでしょうか。テレビカメラに向かって説明するのであれば、視覚に訴えなければ、効果はない。文書を作る時間があれば、絵(PPTとか)は作れる時代であろう。所詮君たちには理解できないであろうことを前提にした説明に感じます。
ビルの消火設備用非常用電源である自家用発電機は、よほど試運転を真面目にしていないと、いざと言う時には役に立たない。電力会社にとっては釈迦に説法だが。
そもそも、電力会社には非常電源専用受電はできないのであろうか。
消防ポンプ車が冷却水を供給している絵を見たが、ポンプ車が搭載している燃料はたかが知れている。燃料タンクは別に設置すべきであろう。何とかもう少し発電することには慣れた企業になって欲しいと思います。
この教訓を生かす機会がないことを祈ります。
関連記事:■共同住宅にて自家発電設備発見! ■プレゼンテーション力と情報発信力の関係
■巨大地震で日本が2.4メートル移動、米地質調査所 2011年03月13日 13:18 発信地:ワシントンD.C./米国
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