2012年5月

サーバールームでのエアコン設備の冗長性

   自社事務所ビルの中にあるサーバールームのエアコン設備が、11年目ですが24時間運転なので、故障する可能性が高くなってきました。ビル用マルチシステムなので室外機がダウンすると、冷房機能が全停し、ビル全体の執務に多大な影響を及ぼします。


エアコン.JPGそこで、エアコン設備の冗長性能を高めるリフォームに着手しました。
既存のビル用マルチシステムに追加して、1期工事として、単独のエアコンを並列に2セット設置します。その後ビル用マルチシステムの寿命を見極めて、2期工事としてさらに単独のエアコンを2セット設置し、既存のビル用マルチシステムを撤去します。2期工事まで完成すれば、4セットのうち1セットがダウンしても冷房機能に問題がない機器容量としています。

追加するエアコンのタイプは、コンピュータ関連機器への水滴落下防止と意匠性・メンテナンス性を考慮して天井吊露出型の部屋隅設置としています。この場合、ドレン管の処理に工夫が必要となります。
 

2項道路に接する住宅に対する耐震改修促進助成

 通常2項道路に接する住宅に対しては、耐震改修工事への補助金が支給されません。行政は、地震により壊れるか焼けてくれた方が早く道路を拡張できると考えているようです。でもこういう道路に面している住宅こそ、地震時の倒壊による道路閉塞や火災時の延焼当の危険性を考えると、耐震補強や建て替えを促進すべきではないでしょうか。
 

耐震補強.JPG


東京都B区の耐震改修促進助成事業における「細街路(2項道路)への助成について」は、比較的理にかなっているように思いました

築29年マンション雑排水管の内視鏡写真

内視鏡写真.JPGお食事時であれば申し訳ありません。

築29年賃貸マンションの白ガス(配管用炭素鋼管)雑排水管の内視鏡写真です。

 


横枝管(写真上)
 

排水横枝管は専用使用有部に分類されますので、使用上の不注意による漏水が発生しますと居住者様自身の責任になりますし、配管の劣化による漏水が発生しまとオーナー様の責任になりますので、下階居住者様に対する損害賠償負担は高額になる恐れがあります。

 

立主管(写真下)


どちらも赤錆の発生や多量に付着物が管内に残存付着しており、著しい劣化状態でした。

 

関連記事:雑排水立管を切断しての内視鏡撮影

雑排水立管を切断しての内視鏡撮影

    点検口の位置決め.JPG先日排水横引き管からカメラを入れましたが、立て管に到達しなかったので、本日は最頂部を抜管して再挑戦です。相当の錆コブ写真を撮影できました。点検口.JPG

 


トイレの後ろの壁の裏にPSがありますので、点検口を新設する位置を決めて、のこぎりを入れます。

 

 

 

 

 

 

排水立管の切断.JPG排水立管の最頂部を切断しています。

 

汚水立管と雑排水立管の最頂部.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内視鏡カメラセット.JPG

 

排水管内部を撮影する、内視鏡のセットです。

 

 

 

 配管復旧.JPG切断した立管を元に戻しました。 

 

 

 

 点検口枠.JPG

点検口の枠を取り付けています。

これから、撮影した写真を使って報告書に纏めます。


このミッションでは、同じ排水立管を使う下階の排水規制を周知・了解を得ることが、重要となります。

 

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