「東京ガス マンションリフォームラボ」では、マンションにて主に設備関連のリフォームをする場合の、周辺情報に触れることができます。
対面式のキッチンにリフォームする場合の、カウンターの高さとたれ壁(吊戸棚)の張り出し長さを、電動で変化させて体験できます。
2008年10月1日より、家庭用ガスコンロの全てのバーナーに温度センサーを搭載することが法律により義務付けられました。流通在庫も2009年9月末日までの販売(税法上の販売行為)しか認められません。本日は、在庫一掃処分の日となります。明日にはスクラップです。
外国製品はほとんど、この規制をクリアしていませんから、今日から鎖国状態となります。IHヒーターへのシフトが一気に進むことも考えられます。
3口共温度センサーが付いています。
鍋底が一定温度(250℃)以上になると、自動的に小火となり、さらには消火します。温度が下がると、着火します。体験させて貰いました。
義務付けられた安全センサーには3つの段階があります。
■ 法令で規定される必須安全機能
1.調理油加熱防止装置:鍋の温度が250℃に達すると自動的に消火する機能
※250℃は、天ぷら油から湯気が昇り始める温度です。
2.立ち消え安全装置:煮こぼれや風などで火が消えた時自動的にガスの供給を止める機能
■ 業界の自主基準で装備する機能
3.消し忘れ消火装置:長時間、連続して火がついていると自動的に火を消す機能
4.早切れ防止装置:鍋底が250℃になっても火を消すのではなく弱火にして、温度が下がるとまた強火にする機能
※炒め物などで強い火が必要な場合に不便な思いをしないための配慮
■ メーカーの任意によって装備される機能
5.焦げ付き消火機能:鍋底に焦げ付きを感知すると火を消して空焚きを防止する機能
6.鍋なし検知機能:鍋が置かれていないと点火できない機能
※調理中に鍋を外すと自動的に弱火になり、しばらく鍋が戻されないと自動的に消火
このほか、設定した温度になると弱火と強火を繰り返して油の温度を維持する「油温度調整機能」や、自動炊飯機能、湯沸し機能など、メーカーそれぞれに付加価値機能を装備しているようです。
これらの機能のうち、法規制される機能(1と2)と業界自主基準の機能(3と4)がないと『Siセンサーコンロ』とは呼べないそうです。
なお、業務用のガスコンロと食卓などに置いて使う1口タイプの可搬型コンロは規制の対象外です。
オール電化やIHヒーターに負けてはおれませんが、やり過ぎにならないようにして欲しいものです。
ガス配管の肉厚を調査する装置です。マンション共用部のガス配管は、地中配管を除いて一般的には取り替えませんが、周囲の環境により外面腐食等が心配な場合に調査します。
身障者・高齢者用に洗面器が上下する様子や、通常は隠れている温水床暖房の配管、キッチン廻りの給水・給湯・排水管の状況を見ることが出来ます。
会場の一角で、首都圏マンション管理士会:神奈川支部による、セミナー「管理会社との上手な付き合い方」と「無料相談会」が開催されました。
今日、私は2つの管理組合さんの相談に応じました。
● 管理組合としての
ビル影共聴地域の地デジ対応
●
長期修繕計画の見直しと、修繕積立金について
なお、マンションリフォームラボへ行く時にグリーンラインに始めて載せてもらいました。
関連情報:
ガスこんろ政令指定化 新技術基準改定に伴う取扱注意について
■ Siセンサーコンロ用土鍋
土鍋なのに目止め不要!ミヤオサーマテック直火土鍋(ベッコウ)10号
Siセンサーコンロとは、安全機能を搭載したガスこんろ、またその自主基準のことです。調理油過熱防止装置,吹きこぼれなどで火が消えたときにガスを止める安全装置,こんろ・グリル消し忘れ消火機能を標準搭載することとなっています。平成20年10月1日から、組込ガスこんろは、全口センサ(SIコンロ)しか、製造・輸入ができないことに法律で定められました。また、平成21年10月1日からSIセンサーこんろ以外は販売できなくなります。ところが、一般的な土鍋はこのせっかくの安全機能が正しく作動しない場合がある、というのが現状です。裏側がザラザラしていたり、熱伝導にムラがあることが多い一般的な土鍋は、安全機能を解除してガスコンロにかけなくてはなりません。
しかし、ミヤオサーマテック直火土鍋シリーズは、裏側にも施釉してあるので、センサーとの接触部がツルツルです。Siセンサーを傷つけることなく正しい判断を促しやすくします。そして安定した熱伝導を実現。Siセンサーに対応し得る土鍋の開発に成功しました。また、形状にもひと工夫。センサーに正しく接触するように底面の真ん中を少し凹ませ、位置合わせがしやすくなっています。
■ Siセンサーコンロ対応焼き網魚焼き網 Si火群 メッシュ