チエーンによる雑排水管内の錆コブ落とし
排水管更生工事において、排水管内面の錆コブを叩き落と
排水管を傷めることがありますので、この工程の後には
HOME > アテンポリフォーム日誌 > アーカイブ > マンション共用部設備のリフォーム
First Prev 1 2 3 4 5 6 7 8 Next Last
排水管更生工事において、排水管内面の錆コブを叩き落と
排水管を傷めることがありますので、この工程の後には
雑排水立管ライニング工事は、ライニングを挿入する所と引出す所のの配管切り離し、各階横枝管の切り離しから始めます。
次にエポキシ材を調合して混ぜます。固まるまでの時間を計っての液の温度調整がノウハウとなります。
混ぜたエポキシ材をライナーの中へ流し込みます。
ライナー材の内面へエポキシ材を均等にしみこませています。
エポキシ材を浸み込ませたライナー材を立管頂部から差し込んでいます。
大工と、配管工と、ライナー工との間でのチームワークが非常に重要になる工事だと思いました。
排水管更生工事において、1階床下2重ピットへ入る為の点検口が何故か見当たらないので、開けています。結構厚いので1時間位かかりそうです。
マンションの1階の排水管は、通常立て主管には接続しないで、 別系統でしかもそれぞれに床下へ落とします。
これをメンテナンスするために、床下2重ピットへ入る為の点検口が必要となります。
1時間かけてやっと開けた所です。粉塵が大量に発生しました。
雑排水管の錆こぶを除去した後に、内面に貼り付けるライナーを準備しています。
築30年の賃貸マンションの雑排水管更生工事に先立って、横主管への合流箇所を確認しています。1階の雑排水は、個別に合流している事と、汚水は、屋外の枡まで分流となっていることが判りました。
1階の住戸から、浴室等の排水を個別に排水すると、ファイバースコープにより、合流箇所の距離が判ります。
お食事時であれば申し訳ありません。
築29年賃貸マンションの白ガス(配管用炭素鋼管)雑排水管の内視鏡写真です。
横枝管(写真上)
排水横枝管は専用使用有部に分類されますので、使用上の不注意による漏水が発生しますと居住者様自身の責任になりますし、配管の劣化による漏水が発生しまとオーナー様の責任になりますので、下階居住者様に対する損害賠償負担は高額になる恐れがあります。
どちらも赤錆の発生や多量に付着物が管内に残存付着しており、著しい劣化状態でした。
関連記事:雑排水立管を切断しての内視鏡撮影