浄化槽の廃止・生放流化に伴う敷地内排水管の敷設
神奈川県相模原市 2008年7月 設計・監理: (有)A tempo
浄化槽を廃止して下水本管へ生放流する場合、敷地内排水管ルートを切り替える必要があります。
下水本管への接続は終わりましたが、未だ浄化槽の処理水を仮設放流しているところです。
手前は既設の雨水放流管です。
合併浄化槽へ流入していた生活排水を、下水本管へ放流する為の排水管ルートを、まず、カッティングします。
合併浄化槽の際を浄化槽流入桝へ向けて掘り進んででいます。
曲がり部分には点検掃除用の桝を取り付けます。
生放流への配管切替が完了しました。浄化槽への最終流入桝をストレート掃除口へ置き換えました。
工事全体のハイライトです。
事前に段取りしておけば、マンション排水を停止しなくても切替可能です。
マンションからの排水を土嚢でせき止めての作業でしたが、1軒の排水も降りてきませんでした。・・・・ラッキィーでした。15:00~16:00が狙い目です。
埋め戻し・填圧後、コンクリートを打設します。
この後、浄化槽内部の汚泥・スカムの引き抜き、消毒、底部の穴あけ、砂充填、開口部のコンクリート打設へと進みます。
関連記事:浄化槽を廃止して下水本管へ放流 合併浄化槽を廃止して砂埋め
(a-tempo) 2008年7月23日 17:45 | 個別ページ | トラックバック(1)