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マスク、トイレットペーパーの買い占め、転売について
こんにちわたいらです。
昨今よく耳にするマスク不足。
悪質な転売がよく取りざたされていましてプレジデントオンラインによるとヤフオクでは
1月18日に1,000円程度だったマスクの落札価格が
2月4日に14,000円を超えたんだそうです。
んで小売り店でも品薄状態が続いていたんですが
2月12日に某官房長官が供給の見通しが付いた旨を発表して
ネット上の販売価格、取引件数共に落ち着いてきて、小売りも今は並び始めています。
うーん、なんというか、あんぽんたんが大勢いることがただただ嘆かわしい。
足元を見て高値で売りに出す転売屋のモラルを叩く人達がとても多いのですが、
1,000円のマスクに2,000円出す消費者に恥を知ってもらう方が先な気がします。
2,000円で買っちゃう人がいるからどんどん値が吊り上がっていくわけですから。
需要と供給のバランスが崩れたら市場価格が暴れるのは至極当然でありまして
自分だけ、身内だけコロナ対策をしようという身勝手な人達が
大量購入しといたれって思い立ったのが事の発端なわけです。
自衛手段という意味ではコロナ対策になんないのにね。
確認ですが転売やせどり自体はチケット類を除いて犯罪でも何でもありません。
市場価格より安い仕入れ先やルートを発掘して
必要とする人達に適正な価格で販売するわけですから。
買ってる人達もハッピーなわけですよ。
今回のケースに関しては大して必要じゃない人達が適正じゃない価格で、
しかも大量に購入したことこそがモラルの欠如です。
需要過多になって売る方が値段を上げるのは至極当然な適応行動じゃないですか。
結果本当に必要とする人達に商品が届かない。
医療関係者とか免疫の弱い方とか。
別に14,000円でマスク売ってた人達をかばうつもりも無いですが、
マスコミやネット上の薄っぺらい情報を鵜呑みにして
14,000円で需給バランス取れる環境を作った人達に反省を促すべきではないでしょうか。
熊本でのトイレットペーパー騒動にしても同様です。
国内の製紙業39社が加盟する日本家庭紙工業会(東京)などによると、SNS(会員制交流サイト)上で「マスクとトイレットペーパーの原材料は同じ。マスクの増産に伴って次は紙製品が品薄になる」といったデマが広がったという。
マスクとトイレットペーパーの原材料が同じわけなくね?
仮に同じだとしてもトイレットペーパー分の原材料をマスクに回すわけなくね?
こちらは業界団体が早々とデマ情報であることを公表したことから
熊本だけで収まり、ネットでの高騰もさほどではなかったようですが。
情報のリソース確認よりも自己本位のリスク管理を優先することが社会悪です。
転売を社会悪とする人は、その前にリテラシーの低さを見つめ直すべきです。
で、これは余談ですが、昨今の副業ブームでせどり流行ってるわけですけども。
憶測に過ぎませんが、せどり初心者達がちょっと高いマスクとかトイレットペーパー仕入れて
家中段ボールまみれになった途端値段下がって放心状態になってそうじゃないですか?
特にマスクは高騰から暴落まで短かったんで片手間で稼ごうとして
涙目になっている人も多いのでは。儲かった人もいるでしょうが。
こうした事象の裏側には必ず情報操作して利益を得ている人がいます。
そういう人達は100%バスローブ着てロッキングチェアで暖炉前に座って
シガーとロマネコンティを嗜みながら「フフフ・・馬鹿共め・・・」と笑っています。
悔しくないですか?悔しいでしょうそうでしょう。
マス向けの情報によって何が動いて誰が特をしているのか。
これを常に念頭に置いて消費者としての適応行動に磨きをかけていきましょう。
でわでわ。