バリアフリーのユニットバス
お風呂のバリアフリーでは、
1.床が滑らない
2.要所に手摺の設置
3.出入り口段差を無くする
4.浴槽への跨ぎ段差を最小にする。
5.各種操作の容易さが重要となります。
6.介護用スペースの確保
3.と4.は、マンションでは限度があり、どこかに犠牲の生じるテーマですが、今回できるだけの挑戦を試みました。
いかがでしょうか。 ユニットバスサイズは、1418です。リフォームでは通常大きすぎるサイズとされていますが、リノベーションならではの大きなサイズが可能となりました。 壁も更新しますから。
浴室が広くなったことが最も喜ばれました。バリアフリーとしても相当有効だと思います。
100,000ポイント程度欲しいくらいです。
浴槽跨ぎは、手前洗い場側420mm(450mm以下が望ましいとされています)で浴槽底側が480mmです。
床は水捌けの良い滑らない物としています。
After
出入り口段差は、ほぼ0とする事ができました。
Before
改修前の浴室入り口(浴室側より)
改修前の浴室入り口(外側より)です。
After 出入り口は2枚引き戸で有効幅は677となっています。
手摺は、出入り口と浴槽横に設置しました。
シャワーや混合水栓および浴槽排水栓は操作しやすい物を選定しました。湯沸し器は、高効率給湯器・エコジョーズによるフルオートですから、湯張り・追い焚き等は湯張り量と温度の設定を除いて操作する必要はありません。従って浴槽への給湯栓はありません。給湯能力は24号としました。全てプッシュボタンで操作できます。
リフォームの場合、高効率給湯器は住宅エコポイントとは関係しないので御注意下さい。
更新した高効率給湯器です。
24号、フルオートタイプです。
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