東京電力は独占禁止法違反
東京電力が独占禁止法違反だとして、訴えられています。袋叩き状態で、かわいそうです。
東京電力が今月から始めた大口顧客向けの電気料金の値上げについて、川口商工会議所(埼玉県川口市)は11日、独占禁止法違反(優越的地位の乱用)にあたるとして、公正取引委員会に排除措置を求める申告書を提出した。
首都圏の企業は東電からの電力供給なしには成り立たず、東電が優越的な地位を利用して電気料金の値上げを一方的に決定したことは不当だ、と訴えている。
同市は鋳物製造が盛んで、大多数の業者は電気式の炉を使っている。同商議所は、東電へ値上げ中止を求める要請書を提出したり、会員企業へ値上げ分の不払いを呼びかけたりしてきた。
児玉洋介会頭は申告書を提出後、「民間であれば値上げをする前に価格交渉があってしかるべきだ。(一方的な値上げは)非常に不合理だ」と述べた。
(2012年4月11日19時56分 読売新聞)
マンション共用部分にかかる電気料金に関しても各地のマンション管理組合が立ち上がっています。
東電が一方的に値上げの対象としたことで、首都圏マンション管理士理事長も、値上げは国の認可を前提とするよう政府に申し入れしました。