雪止めの効果
大変な地震でした。生まれて来てから最大級です。
我が家では、食器棚が特に大きく揺れて、高級?食器がたくさん割れました。
長野県等雪国での被害画面を見て感じるのですが、屋根に雪が乗ったまま崩壊している住宅が多い事に比較して、残存している住宅の屋根には雪が残っていないことが気になります。
地震の揺れで屋根上の雪が払い落とされたのかも知れませんが、崩壊した住宅には不思議と屋根の上に雪が残っています。
雪国では雪止めを付けないのが常識ですが、間違って雪止めを設置していなければ良いがと心配します。
雪止めは、隣の高級外車や人に落雪するのを防ぐために設置しますが、落雪しても良いように屋根の形を設計すべきです。
屋根に積雪している時に地震が来ると、格段に崩壊し易くなります。
(写真)産経ニュース2011.3.13 01:13 より
軽量屋根にリフォームして雪止め を付けている屋根をよく見かけますが、自己矛盾しています。
屋根に積もった雪はできるだけ速やかに滑り落とさせましょう。
屋根を急こう配にして雪が滑り落ち易くはしているのに拘わらず、雪止めを付けている屋根はまさか無いですよね。
比較的温暖な地域で勾配の緩やかな屋根では、稀に雪が降った時には地震は来ないと確信している方が、雪止めを付けます。
まだどの局も地震報道のみが流れていますが、発生直後の女性アナウンサーが、すっぴんのままヘルメットを被って必死に伝えている横で、楽しそうに第3者然としている評論家が気に障ります。
屋根と雪止めの関係に似ている様に感じました。